これって本当?ー初夏の違和感

違和感その1ー同時配信をしなくてはいけない理由はなんでしょう
ここのところ、 NHK関連のニュースが多いですね。まずは、NHKの同時配信が2019年に始まるという記事。スマホを持っているだけで受信料が取られるようになるって書いている向きが多いですが、何を根拠にして言っているのでしょうか。今の放送法下では、テレビを持っていると支払い対象者であることは間違いないですよね。でも、スマホではそうはいかないでしょう。同時配信の認証システムは、テレビの受信料を支払っているか否かを判定した上での視聴を許すシステムらしいので、アプリ等での認証を経てからではないと、そもそも受信契約の有無の照合までには至らないはずです。アプリがダウンロードされていたら、受信料支払いの対象とするのでしょうか?でもどうやって確認するのでしょう。NHKの受信料支払い情報をAppleGoogleに共有させれば可能ですが、でも、やるでしょうかそんなこと。そもそも出来るのでしょうか、そんなこと。 GDPRをはじめとした個人情報保護規制がどんどん強まるなか、全く有り得ません。想像だけで文句を言う人が多くて、やれやれです。
ところで、欧米の(こう書くと無責任なソースという感じですが)インターネット動画配信関係者と話していると、なぜ日本はサイマル配信時代が来ないのか訊かれます。(あ、NHKが2019年に同時配信を始めても、民放も一緒に始めることはないですからね。念のため。)

違和感その2ー虚像が先行するアナウンサーなのでは
NHKの桑子アナとフジテレビの谷岡アナが離婚したってニュース(ニュースかね、そもそも)、いろいろ余波があって面白いですね。しかし、桑子アナって、上手なアナウンサーなんでしょうか。 NHKのエース?他人の言ったことを繰り返すのは、確かに上手です。でも読み原稿を結構、間違えることが多い。おそらく意味を理解していないと推察します。「ニュースウォッチ9」でも、有馬記者の言ったことを繰り返す光景を何度も見ます。スポーツコーナーになると、この相手の言ったことを繰り返す、所謂鸚鵡返し会話法が顕著になります。また、桑子アナを紹介する文句に、紅白歌合戦の総合司会を務めるなど、退職した有働アナ(退局って書く人もいるけど、違和感ありあり。退局って、会社から帰る時のこと、つまり建物から出ることなのでは。どちらかと言うと、日本放送協会を辞めたのだから退会だよね。)の後を担うエースってあるけど、あの紅白の時、桑子アナは出先リポーター扱いでしたよ。これも推測するに、現場が総合司会は無理だと判断して、あの台本になったと思います。大事なセリフは全く担当させてもらっていなかったから。タモリさんの相方としての存在感と、それを見ているオジさんたちが感じた好感度は、実は虚像のような気がします。野心があるようでしたら、はやくNHKを辞めたほうがいいでしょう。

違和感その3ーその人の本当を知っていますか
大阪で籠池さん絡みのスクープを連続していた記者が、取材現場ではない部署に異動するのは、安倍政権に忖度した結果だと騒いでいる人たちがいます。スクープを連発している記者が異動させられるなんて、考えられないと。でも、そう言っている人たちは、その記者の何を知っているのでしょうか。この定期異動は管理職異動。その人、そもそも管理職の年齢ですよね。管理職としての評価がどうなのか、また、その記者が万が一、国民の皆様から頂いている受信料で運営される NHKの職員として、会社員として一般常識的な評価に値しない部分があったりして異動するとしたら、どうするのでしょうか?忖度以前の問題でしょう。スクープを連発すれば、何をやっても許されるってこと?NHKはたとえ取材がとてもできる人(=仕事ができる人)でも、コンプライアンス的なことに抵触することをしていたら、躊躇なく異動になりますよ。外野があんまり、やいのやいの言うのは、明るみに出ていないことが判明したら、本人に気の毒でしょう。(これも念のため。この人物に何か後ろめたいことがあるかどうかは知りません。)

違和感その4ー御里が知れる人たち
所謂、高プロ制度を取り扱った「クローズアップ現代+」にコメンテーターとして出演した竹中平蔵さんが、人材派遣会社の役員であるのに、大学教授の肩書きで賛成論をブチあげていたことに違和感を覚えた視聴者が多かったようです。このように、肩書きを幾つかお持ちの方は、使い分けることで、なんらかの利点があることをご存知なのでしょうか。そんな人は有名人と呼ばれる人の中に、いくらでもいます。
クールジャパン政策が生んだ惨憺たる状況を書いた NewsPicksの記事に、夏野剛さんが「(筆者略)民間企業が二の足を踏んでいる現状を動かしたいいう政府の意志自身はそんなに間違ってないととは思いませんか」などとボケたことを、慶應義塾大学大学院特別招聘教授という肩書きで投稿していました。そもそも夏野さんって、内閣府クールジャパン推進会議の構成員ですよね。客観的な第三者みたいに発言してます、この人。それにドワンゴの取締役でもあるはずです。そして、経済産業省のクールジャパン担当者はドワンド会長、川上量生さんの奥様ですよね。要は皆さん、身内なのでは。
だいたい夏野さんの本って、間違いと自慢ばかり。近著の「 誰がテレビを殺したのか」も冒頭から笑わせてくれます。間違いというか、わざととしか思えませんがデータの誤用も多いように感じます。おそらくご本人は、議論をわかりやすくするために、細かいデータは省いたとか、言い訳しそうな雰囲気がしますが。自分の論点の補強のために、都合の悪い事実やデータは説明しない、と言った方がよいのでは。iモードに関して、松永真理さんの業績を全部自分のモノのように書いたり、言ったりしていることを見れば、自ずと人物が理解できるかと。

誰がテレビを殺すのか (角川新書)

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違和感その5ーあなたが本当にやりたいことは
なんだかとても酷い記事を見ました。“フリーアナウンサー有働由美子さんの被災地取材旅。講談社週刊Fridayの記者が密着したという記事です。誌面の写真には、有働さんがマイクを装着したiPhoneを持っている姿。猛烈な違和感。「一個人として完全にプライベート」ってあるけど、本当に自分のただの個人だと思っているのでしょうか。だいたい「元NHKの」と名乗っているとか。 「朝イチ見てました」なんて言われるから、NHKに感謝しているなんて言ってるけど、要するに有名人だから、相手は警戒しないということでしょう。個人のスマホに収めた映像やインタビューは、今後、どうするの?「一(いち)ジャーナリストとして」宣言には呆れていましたが、こんな提灯記事を公にすることをOKにしたことで、さらに一層????です。つまらない予想ですが、今後、雑誌のパーティー欄に頻繁にご登場になるのでは。

夏の違和感5連発でした。

ウドウロク (新潮文庫)

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