これって本当?〜小さいことはいいことだ

大きい牛乳パックは1リットルだと思っていたら、最近は900mlしか入っていないんですって。80g程度のポテトチップは60gになったり、6個入りが5個入りになったり、いろんなものが小さくなっているそうです。一人暮らしが増え、少量の商品が求められていることがあるかもしれませんが、値段はほとんど変わらないという、実質の値上げ。
最近はファミレスに行って食べ慣れたメニューを頼むと、なんだかこじんまりしている感じがします。お皿の大きさは変わらないけど、載っている料理が、お肉が小さくなってる感じ。値段は変わらない。
これって、牛丼屋さんやハンバーガーチェーンの値下げ競争が各社の経営体力低下を招き、結果として起きた経営不振につながったことを思いだします。サイズは大事ですよね。同じサイズを維持することは信頼感です。体重もそうですよね⁈

ニューヨークを拠点とするデザイナー、トム・ブラウン。彼の名前を冠したファッションブランドは、2001年に5着のスーツからスタートしました。2007年から2015年まで存在していたブルックス・プラザーズとのコラボライン、ブラックシープ。好きでした。また2013年のオバマ大統領就任式では、ファーストレディのミシェル・オバマさんがトム・ブラウンのドレスを着用したことでも知られています。このトム・ブラウンがコラボしているのが、日本のkoeという洋服屋さん。

ある日、トム・ブラウンの服が、おやっという値段で売られていることを知りました。Earth Music & Ecologyという、遅れてきたアクエリアス革命じみた趣味の悪い名前のブランドなどを運営する会社クロスカンパニーが、2009年にトムブラウン・ニューヨークに出資したことで始まったコラボレーションです。トム・ブラウンですよ。ツンツルテンパンツのアイビーリーグスタイル。毎シーズンのブレザーは最高、でも超高価。欲しいけど、まず買わない。
まさにトムらしい服が、値段1/5以下。ついつい、2シーズン続けて、いろいろ買ってしまいましたよ。でもね、でもね、なんだか窮屈な小さい服なのです。サイズ感としては、例えば普通のLサイズのジャケットが、3/4くらいのサイズ感なの。パンツなんて、一番大きいサイズを買ったのに、腿までしか上がらない。いくら小太りだからって、自分のサイズくらいわかってます。そして、素材が悪い。ウール系はゴワゴワ。なんだかなぁと思っているのは、僕だけだと思っていたら、そうではありませんでした。
今月、渋谷に新しいホテルができました。パルコパート2の跡地。そこがHotel koe Toyoという名の、ブティックと一体となったホテル。おや、サイトを見たら、このホテルだけ「koe」の表記が「koé」とアクサンが付いてることに気づいた。なぜ、突然フランス語表記?インチキ臭いなぁ。ここを訪れた記事が某ファッション誌にありました。トムの服があることに気づき、試してみたら、おじさん体型の記者さんが着ることができない窮屈な服だったって。おかしいと思っているのは、僕くらいかと思っていたら、そうじゃなかった。安心。ケチな商売。騙された自分が悪いけど、もう買わない。トム・ブラウンも名前が汚れるのでは。

昔、「噂の真相」を愛して止まなかった僕が、昨今、愛読させていただいている会員制情報誌「FACTA」。4月号の記事『JR東海「リニア」が中国漏洩』。電磁カタパルトの技術が中国に漏れたのではないかという記事です。この記事にもありますが、最近、ネット記事で、中国空母の二番艦に電磁カタパルトを搭載する予定という内容を読みました。また原理は異なりますが電磁レールガンの搭載実験も始まったという記事もありました。今、世界でとてもホットな技術の話題、マグレブ

JR東海「リニア」が中国漏洩 https://facta.co.jp/article/201804002.html

リニアが国策になったのは、電磁カタパルト技術への転用が期待されているからではないかという邪推を、以前にも書かせていただきました。だから総額9兆円と言われる建設費にもかかわらず、やることになったのだと。最後のご奉公だとおっしゃっているJR東海代表取締役名誉会長さん(4月1日付で代表権は無くなるようですが)のパワーの大きさ故のことでしょう。

記事中にこんな記述がありました。9割がトンネルになっているということは、事故が起きたら乗客全滅で、トンネルは修復不可能で掘り直し、さらに現状では連結が難しく、せいぜい80人乗りで、1分おきに連射しても採算は取れない、と。リニアは新幹線と同じ16両編成で、経済効果などの計算が行われていたと思うのですが。この通りだとすれば、とりあえずの実現のために、開業当初はサイズを小さく、ということなのでしょうか。でもこれは騙し撃ちのダウンサイジングなのでは。

働き方改革で、産み出しているものは変えないで、働く量だけを減らす(=総労働量のダウンサイジング)って、そんなことできるわけないでしょう。どこかにしわ寄せが行くに決まってます。会社の上司を忖度する中間管理職が多い会社では、おそらく派遣や委託、外部業者の皆さんにしわ寄せが行くことが予想できます。上司の意向を忖度し、本体職員を休ませることを考えて、その分、外に振り向ける。
そうそう、昔、九州出身の暴れん坊NHK会長さんを巡って、NHKの役員会見で、当時の専務が会長さんの意向を忖度しているか問われました。その専務さん、逆に、「皆さん、サラリーマンでしょう。上司の意向を忖度しないんですか?」と質問していたことを思い出しました。(ちなみに、その会長さんは専務さんのことを“忖度の名人”と呼んでいたとか:噂)サラリーマンとは「私、ちゃんと上司の意向を忖度しています」って言うものでしょうか。だいたい、その話題になっていた暴れん坊会長さんは、JR東海からいらっしゃった会長さんを追い出して就任した方。そのJR東海からいらっしゃった会長さんは、安倍首相の後見人を自負するJR東海代表取締役名誉会長さんが、送り込んだ腹心。でも、その方が公共放送の理念に目覚められて、政府広報ではいけないということに気づかれたら、あっという間に内堀まで埋められて、追い出されるようになってしまったという顛末でした。

大きい方は、自分より大きい方を好まないので、どうしても自分より小さい方を選ぶ傾向にあるかと。ご自分のサイズに酔ってしまうのでしょう。
でも、上に立つ方のダウンサイジングが、下にいるものの一番困ることですから。サイズ維持は信頼、です。どんな場合でも。